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【 フィリピンの公的予算と教育問題 】
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    これらの写真は、すべてフィリピンの公立ハイスクールの現状です。
     いまだに、CRTモニタを使用している所が大半を占めています。

       フィリピンでは、貧富の格差がより広がりつつあります。

 世界的にはBOP
(base of the pyramid)ビジネス論や「自立支援」などさかんに議論実践されているようですが、目の前に置かれたこの現実にどうしろ、と言うのが率直な感想です。ただ、フィリピンは「人」が1番の資源である国です。世界で標準となった「道具」を使いこなせなければ、「頭を使って」稼ぐ仕事には就けないでしょう。

 当NGO設立を提案した私はエンジニアです。難しい経済学やらは良く分かりませんが、
目の前の現状をなんとかしたい、という思いは強烈でした。とりあえず足の届く学校に向かい
直せるものは直し、使い続けられるものは補完し、という活動が始まりました。

いろいろな方にお話を伺うごとに、この現状を解決することに、本気で取り組んでいる流れはまったく無い、という自身の結論になりました。うわべではいろいろな機関からの支援や提案があるようですが、全体的なこの現状を分かって出されているとは到底思えません。

   「予算が無い・お金が無い・たまに寄付はあるけど本当に必要なものでは無い」


 しかし、どこぞのお方は、こういう後々のための予算や対策、考えておかなかったんでしょうかねぇ。他でもやらかしてましたしねぇ。

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フィリピン教育庁(DEPED)では
2010年に、Linuxの教育機関への採用を検討したようですが、新たなトレーニングなどの費用がかさむ恐れがあるため、M$社製品に統一することを決定したそうです。


そう、じゃその予算でさっさと新しい
PC学校に持ってきてよ。。。
持ってこないと、2014/04過ぎてもXPだよ??

もとから無い予算の話で、本末転倒じゃないですかね??
フィリピンは人材が資源です。お金が無くても資源はありますよ。
世間一般が、みんなこんな感じで流れてゆきます。


こんな中なので、当NGOが「Zorin OS」の推薦をしても、断られるケースが
発生しました。
残念ですが「教育庁から新しいの貰って下さい」としか返答
できませんでした。なにせ寄付PCは型古いですから。でもいつになったら届けられるんでしょうね?他の校では3年待っても来なかったそうな。。。

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たかだか、廃品なりジャンク相当なりの保守用パーツ。。。これすら購入する予算のメドが立たない学校。直せるか判断する知識もあいまい、経験も無い。ムダなお金は身銭では絶対出せない。かといってこんな案件にお国はお金なんか絶対出さない。さて、どうしましょ。。。

そうは言っても、それは日本であればのお話。ここフィリピンまで搬送するのには、相応の手間や経費が掛かります。

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BIZIBIZ では、これらの活動のための支援をお待ちしています。

「日の丸」パソコンを、ちゃんと動ける状態にするご協力をお願いいたします。

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ご寄付の発送先につきましては「連絡先・CONTACT」よりお問い合わせください。
日本国内のNPOではありませんので、個人有志のみなさんのご協力を頂いています。
メンバー参加いただいている有志の個人宅へ発送をお願いしています。
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